副鼻腔炎を治したい!と水をたくさん飲んで汗をいっぱいかいてる方がいますが、やっていい人とダメな人がいます

副鼻腔炎

こんにちは!蓄膿症(副鼻腔炎)でお悩みの方の為の鍼灸院の橋本由紀子です。

副鼻腔炎を治したい!と水をたくさん飲んで汗をいっぱいかいてる方がいますが、やっていい人とダメな人がいます。
なぜなら余分な水分は汗で出すより、尿で出すのが正解だからです。

順を追って説明しますね。

ダメな人

「胃腸の弱い方」

水分は口から摂取して、胃腸で消化・吸収します。

ですが胃腸が弱っているとときは、水分を消化・吸収する力が落ちています。

それなのに、たっぷりの水分を摂取したら胃腸に負担をかけてかえって水はけを悪くしますよね。

その場合、まず水分の摂取量を控えてみましょう。

胃腸を元気にして、食べ物の取り方、内容を見直すことが大事です。鍼灸で胃腸の働きも高めていきましょうね。

「心臓の弱い方」「喘息症状をお持ちの方」

ふだんから胸がドキドキしやすい、息切れしやすい方は心肺機能が落ちています。

運動で汗を出すのは心臓への負担が大きいです。

好酸球副鼻腔炎などで喘息症状の出やすい方も、ホットスタジオや激しい運動は悪化します。

咳き込みやすい、息切れする状態を改善してから軽度の運動しましょう。

咳き込みやすさは、鎖骨や肋骨、頚椎の異常、気が上がりやすいという問題があります。

息切れは、気が消耗していることが考えられます。

それらの状態を改善するのに、鍼灸や整体を行うと呼吸がしやすくなります。

やったほうがいい人

「イライラしやすい方」「季肋部が痛い方」

イライラしやすい、季肋部(※)が痛い方は運動を積極的にやってください。

動くことで気が巡るのでどんどん調子がよくなります。

※季肋部は肋骨の下の部分を指します。

結論

【水を飲んで運動するのがOKなタイプ】

・イライラしやすい
・季肋部が痛い

【沢山の水を飲んだり、激しい運動はNGのタイプ】

・胃腸が弱い
・胸がドキドキしやすい、息切れしやすい

これらの方のデトックス方法は、汗で余分な水分を出すのではなく尿で出すのが正解です。

野菜にはカリウムが多いので余分な水分を排泄してくれます。

カモミールティーなどハーブティーで水分の排泄を促すのもいいです。

鍼灸治療を受けた後は、尿量や回数が増えます。

これは、体に溜まっていた余分な水分を排泄する力が高まったからです。

いろいろ試しても尿量が増えないとか疲れやすい場合は、そもそもの機能が落ちている可能性があります。
鍼灸で落ちた機能を高めていきましょうね。

 

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