副鼻腔炎とリフレクソロジー

リフレクソロジー 副鼻腔炎

ハチドリ鍼灸院では今月からリフレクソロジーのコースが始まりました!
鼻の症状とリフレクソロジーの関係についてお伝えしたいと思います。

※リフレクソロジーについて知りたい方は前回のブログをご覧ください!
リフレクソロジー始めました。 – ハチドリ鍼灸院

■副鼻腔炎ってツラい

副鼻腔炎を引き起こす原因には、風邪ウイルスやアレルギー、細菌、鼻の形の問題やストレス、食生活など様々です。病院でもらう薬で軽快する場合もあれば、手術をしても再発することがあったり悩んでいる方がとても多い疾患です。

また、鼻の通りが悪くなることで頭がぼーっとしたり、鼻をすすったり鼻をかむ回数が増えるため首こり、肩こりにつながることもあります。

■副鼻腔炎を東洋医学的に考える

①炎症により肺の機能が低下している
東洋医学では『肺』と『鼻』は密接な関係にあります。この場合の肺は呼吸機能に関わること全体を意味します。何らかの原因で炎症が起こり、それが肺に影響を及ぼすことで肺の機能が低下し、鼻詰まりや鼻水を引き起こします。

②食生活により胃腸の機能が低下している
食べ過ぎ、飲み過ぎ、脂っこいものや甘いものなどを食べ過ぎると、体内に過剰な水分と熱(湿熱)を作り出します。粘っこい鼻水が出たり、お腹が張っていたり全体的にむくみやすい状態になります。

③バリア機能が低下している
一般的に言われる免疫力が低下した状態です。ストレスや睡眠不足、食欲不振やホルモンの乱れなどによってバリア機能が低下していると、副鼻腔炎の症状は慢性化しやすく身体が疲れやすい状態になります。パワーが足りず、冷えを感じる方も多いです。

■足を刺激するとどうなるの?

①の場合、鼻を中心に体の上部に熱がこもっている状態です。このタイプは頭がのぼせているけど、足が冷えている方が多い印象です。鍼灸で肺に関わる経絡(上半身)を整え、リフレクソロジーで足に刺激を加えることで上部にある熱を下に下ろしていきます。

②の場合、胃腸を整える鍼灸治療に加えて、リフレクソロジーでも胃腸の反射区を多めに刺激していきます。また、すねやふくらはぎ、足首周りを流してむくみの改善と余分な水分を排出するよう促します

③の場合は、全体的に疲れていて体の緊張状態が続いていることが多いので、全身を緩めていく鍼灸治療をします。その後にオイルを用いたリフレクソロジーをすることで、よりリラックスした状態に導きます。体の回復には質の良い睡眠が重要です。全身をほぐしてをいつも頑張っている身体をお休みモードにしていきましょう。

少し長くなりましたが、意外にも足を刺激することは鼻の症状改善につながります。鍼灸治療と組み合わせることで、より効果的な施術ができます。
是非一度体感してみてくださいね!

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