「いびきがお悩み」という女性のお声をよくいただきます。
いびきがあると
・音で迷惑をかけちゃう
・熟睡できない
・起きたときに喉が痛い
・喉が乾く
など、困りますよね。
長年わたしが患者さんを見てきて、「いびき」でお悩みの方には、3つの原因があることがわかってきました。
「いびきが起こる原因」を一つずつ説明していきますね。
①頚椎の異常
頚椎に異常があると、寝ているときにあごを上げた姿勢になるので、「いびき」をかきやすくなります。
ソファーで、テレビを見ながら寝てしまったときは、「いびき」をかくことが多いのは、このためです。
頚椎に異常がある方は、ふだんから「あごをあげた姿勢」をとっていることが多いです。
自分がどんな状態かチェックする方法があるので、やってみてくださいね。
壁を背にして立ったときに、後頭部を壁にくっつけられますか。
あごが上がっちゃう場合は、頚椎に問題があります。
②鼻づまり
鼻づまりがあると、鼻で呼吸ができないので、口を開けて呼吸するようなります。
口を開けて呼吸をしていたら、「いびき」をかきやすいです。
鼻を片方づつ指で閉じて、鼻が通るか確認してみてください。
鼻が詰まっていたら、鼻が通るように、治療をしていきましょうね。
③のどが落ちる
のどがふさがって、のどの空気の通り道が狭くなることで「いびき」をかきます。
のどに原因がある、「扁桃肥大(へんとうひだい)」などが原因の場合もありますが、「舌の位置が下がっている」ことがあります。
「舌の位置」はどこにありますか。
舌が下あごについている場合は、舌の位置が下がっています。
「舌の定位置」は、上あごに置いてくださいね。
舌の位置を意識するだけでも、「いびき」が改善しますよ。
ついでに、あごのたるみも解消します。
あなたは、この3つのうちどれに原因がありましたか。
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