鍼灸治療でお身体をみていると、口呼吸がメインになっている方が多くいらっしゃいます。実は、口呼吸にはこんなに多くのデメリットがあります。
- 唾液が乾燥して虫歯や歯周病、口臭の原因になる
- ウイルスを外から取り込みやすいので風邪をひきやすくなる
- 睡眠の質が落ちる
- 歯並びが悪くなる
- 口回りの筋肉が衰え、たるむ
- 鼻呼吸に比べて酸素の摂取量が減るため、免疫力の低下、集中力低下、脱力感、筋力の低下、集中力低下につながる
とはいえご自身で「鼻呼吸」か「口呼吸」か、意識して考えることは少ないのではないでしょうか。今回はそんな方に向けて「口呼吸チェックリスト」をご紹介します。
当てはまる方は口呼吸が多くなっているかもしれないので、気を付けましょう。
口呼吸チェックリスト
- 集中していると無意識に口が開いている
- 口の中が渇きやすい
- 口臭がある
- 朝起きると喉が痛い
- 口を閉じるとアゴに梅干し状のシワができる
- 唇が乾燥している
- 唇があれている
- 食べるときにくちゃくちゃ音を立てる
- いびきをかいている
- 鼻づまりがある
- タバコを吸っている
いかがでしたか?チェック項目にあてはまる方は口呼吸になっている可能性があります。
とはいえ副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などの症状が原因で鼻呼吸がしづらいという方も多いですよね。
マスク生活が続き、マスクの下でつい口が開いている隠れ口呼吸や、呼吸が浅くなっている方も多いです。
鍼灸治療では鼻呼吸ができるように鼻づまりの症状をラクにしたり、深く呼吸ができるように身体を緩めていくことができますので、ご相談くださいね。
セルフケアもまたご紹介します。
コメント