鼻水をかんでも出てこない「鼻づまり」タイプ

鼻をかんでも鼻水が出てこない理由

「鼻づまり」を感じているのに、「鼻をかんでも鼻水が出てこない」ということはありませんか?
それ、鼻水は溜まっているのですが、たまっている場所が鼻の中ではないので、鼻をかんでも鼻水が出てこないのです。
では、鼻水は、どこに溜まっているのか?
正解は、鼻の奥にある「副鼻腔」です。

一般的に鼻水が貯まる「鼻の中」とは、「鼻腔」です。
鼻をかんでも出てこない鼻づまりは「副鼻腔」に溜まっています。

3つの対処法

このタイプの方の対処法を3つご紹介します。

  • 鼻うがいをする
  • 湯船にしっかり入る
  • 寝るときに首にタオルを巻いて寝る

①鼻うがいをする

鼻の中をお湯で洗い流すことで副鼻腔に溜まった鼻水が出やすくなります。
40~42℃の生理食塩水で1日に2~4回、片方ずつ鼻うがいを行いましょう。
ネットでも専用の鼻洗浄器が販売されています。(4000円~7000円程度)
専用の鼻洗浄器には、生理食塩水の洗浄剤が付属で付いていて、温度管理もわかりやすい設計になっています。

②湯船にしっかり入る

湯船に入らずにシャワーだけで済ます人も多いでしょう。湯船にしっかり入って鼻まわりの血行を良くすることで、鼻水を排出しやすくなります。発熱時や体力を消耗していなければ、ゆっくり湯船に浸かって、血行を良くしましょう。

寝るときに首にタオルを巻いて寝る

首の後ろには、血流を促進して身体を温めるツボ鼻水を排出しやすくするツボがあります。
そのため、首の後ろを冷やしたり風にあたっていることで体が冷え、副鼻腔炎が悪化しやすくなります。
タオルやマフラーで首まわりを保温することで全身が温まり、副鼻腔から鼻水が排出しやすくなります。


副鼻腔炎の4つのタイプ

  1. 口呼吸で、後鼻漏があるタイプ 
  2. 眉間の痛みと肩こりタイプ 
  3. 鼻づまりタイプ 
  4. 風邪要因タイプ