「しょっちゅう風邪をひいて副鼻腔炎になる」ということはありませんか。
これは体の免疫力が低下したために起こっています。
風邪を引いたからと耳鼻科でもらった薬を飲んでも根本の改善にはなりません。
体の免疫力が低下しているために、何度も副鼻腔炎を繰り返します。
風邪要因タイプ
風邪要因タイプ
手洗い、うがいをする
手についたウイルスや細菌をこまめに洗い流すことで、風邪の罹患率はグンと減ります。
手につくウイルスや細菌は思ったより多いものです。
風邪の感染経路は、つばなどの飛沫感染よりも、手からが一番多いとも言われています。
その為、外出から戻ったら、しっかり手を洗いましょう。
また、「うがい」をすると、のどに付着しているウイルスや細菌を洗い流し、のどが保湿されることで、風邪を引きにくくなります。
普通の水で、こまめにうがいも心がけてみてください。
腹八分目の食事にする
ふだんから胃に負担がかかるほど食べていませんか?
食事の量は他人と比べるものではありません。
あなたの胃で消化できる量を超えると、食べ過ぎ(満腹)になります。
実は、体は満腹のときではなく、空腹のときに最も免疫力が高まると言われています。
満腹のときには、ウイルスから体を守っている白血球は休憩モードに入ります。
満腹まで食べるより腹八分目の方が免疫力を高めることができます。
腹八分目の食事にすることで、胃の負担が減り、体が軽くだるさも感じにくくなるでしょう。 一度、食事の量を見直してみてください。
7時間以上の睡眠をとる
睡眠時間が6時間以下の方が風邪を引く割合は、7時間以上の方と比較して4倍多いというデータが出ています。
睡眠不足は成長ホルモンやメラトニンの分泌を阻害する
睡眠中の夢を見ていない時間(ノンレム睡眠)に、成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは体組織の修復・再生をする働きがあるため、体を修復し体力を回復させることで、ウイルスや細菌への免疫力を高める働きがあります。
また、成長ホルモンと同時にメラトニンも分泌され、メラトニンの抗酸化作用とNK細胞の活性作用などにより、免疫力の強化に繋がります。
睡眠時間は長過ぎても成長ホルモンの分泌量には関係ないので、7~8時間が適量です。
体の免疫力が低下させないことが大切
まずは、体の免疫力を低下させないためにも
- 手洗い、うがいをする
- 腹八分目の食事にする
- 睡眠をしっかりとる
を心がけてみてくださいね。
それでも頻繁に副鼻腔炎になる方はご相談ください。
鍼灸治療で体の免疫力を高めることで副鼻腔炎の再発や悪化を防ぐことができます。